【レガシー】カナスレのギタ調と思考掃き
2013年8月18日 MtGレガシー考察
最近のURGデルバー、通称カナスレでよく目にするのがこれ。
カナスレのギタ調が強いのか考察したいですが、回さない事には考察できません。
最近特に焼きたいタフネス1のクリーチャーと遭遇しないので、以下のように調整。
OUT:二股の稲妻3枚 IN:ギタクシア派の調査3枚
回してみた結果・・・ものすごく優秀です、このカード。
URGデルバーは、打ち消すべき相手の呪文を的確に打ち消し、その隙にクロックを刻むいわゆるクロックパーミッションデッキです。
このデッキでギタ調を使うと、「相手が握っている危険な呪文の枚数」を確認できます。
つまり、相手の手札を「のぞき見」ることで、
どの呪文をスルーしてどの呪文を打ち消すかの明確な方針
マナを消費してクロック要員を置いてもよいかの2点を決めることができます。
また、ライフを支払えばマナなしで唱えられ、デッキスピードを邪魔しない点もグッドです。
さらにキャントリップが付いているので、単純なデッキ圧縮にもなります。
以上の点から、ギタ調はURGデルバーと非常に相性が良いと思います。
実は、URGデルバーで試験的に積んでいたもう1枚のカードがあります。それはコレ。
このカードは相手がデッキトップに持ってきた有効牌を落とすことできます。
相手がブレストでデッキトップに戻した2枚を、フェッチがあるのにそれを起動しないで引こうとした時、それは有効牌なので落とす、というテクニックもあります。
さらに、自分に打ってマングースやタルモゴイフを育てる使い方もできます。
とはいえこのカード、刺さる相手には刺さりますが、刺さらない相手には全く刺さりません。
また、青マナを立てておく必要があり、デッキスピードが落ちるのもよろしくないです。
速度を落としてまでマングースやタルモを育てる意義は薄いように感じられますし、
相手のタルモも育つ可能性、自分の有効牌が落ちる可能性を忘れてはなりません。
以上の点を踏まえ、相手を選ばずに働き、かつ速度を落とさないギタ調の方が優れていると私は判断しました。
もっとも、メインから根絶や外科的摘出を積んでいるデッキなどは墓地に落ちることが重要なので思考掃きの方がよろしいと思います。
あくまで、一般的なURGデルバーの中での話だと思ってください。
実際に先日ギタ調を入れた構築で回してみたところ、大活躍しました(相手は青単SnT)。
手札を見て明確な打ち消し方針を定めてクロックを並べることができました。
面白い場面も。
2点ペイでギタ調を使うと、相手の手札は フェッチランド、SnT、全知、エムラクール。
返しのターンにフェッチから全治エムラが決まり、こちらに打ち消しがない最悪の状況。
ここでこちらはブレストを使用。
めくれたのはギタ調、デルバー、タルモゴイフ。
ギタ調を加えて2枚戻し、その後フェッチを起動。
2点ペイで2枚目のギタ調を打って引き込んだのは・・・もみ消し!!
このもみ消しで相手のフェッチを止めて時間を稼ぎ、土地が止まっている間にForce of Willを引き、クロックして勝利。
トップが強かっただけじゃないか、という意見もあるかもしれませんが、ギタ調で相手の手札を「のぞき見」ていたからこその行動ができ、また、ギタ調のキャントリップがあってこそ引いたもみ消しだと思います。
Gitaxian Probe / ギタクシア派の調査 (青/Φ)
ソーサリー
((青/Φ)は(青)でも2点のライフでも支払うことができる。)
プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの手札を見る。
カードを1枚引く。
カナスレのギタ調が強いのか考察したいですが、回さない事には考察できません。
最近特に焼きたいタフネス1のクリーチャーと遭遇しないので、以下のように調整。
OUT:二股の稲妻3枚 IN:ギタクシア派の調査3枚
回してみた結果・・・ものすごく優秀です、このカード。
URGデルバーは、打ち消すべき相手の呪文を的確に打ち消し、その隙にクロックを刻むいわゆるクロックパーミッションデッキです。
このデッキでギタ調を使うと、「相手が握っている危険な呪文の枚数」を確認できます。
つまり、相手の手札を「のぞき見」ることで、
どの呪文をスルーしてどの呪文を打ち消すかの明確な方針
マナを消費してクロック要員を置いてもよいかの2点を決めることができます。
また、ライフを支払えばマナなしで唱えられ、デッキスピードを邪魔しない点もグッドです。
さらにキャントリップが付いているので、単純なデッキ圧縮にもなります。
以上の点から、ギタ調はURGデルバーと非常に相性が良いと思います。
実は、URGデルバーで試験的に積んでいたもう1枚のカードがあります。それはコレ。
Thought Scour / 思考掃き (青)
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上から2枚のカードを自分の墓地に置く。
カードを1枚引く。
このカードは相手がデッキトップに持ってきた有効牌を落とすことできます。
相手がブレストでデッキトップに戻した2枚を、フェッチがあるのにそれを起動しないで引こうとした時、それは有効牌なので落とす、というテクニックもあります。
さらに、自分に打ってマングースやタルモゴイフを育てる使い方もできます。
とはいえこのカード、刺さる相手には刺さりますが、刺さらない相手には全く刺さりません。
また、青マナを立てておく必要があり、デッキスピードが落ちるのもよろしくないです。
速度を落としてまでマングースやタルモを育てる意義は薄いように感じられますし、
相手のタルモも育つ可能性、自分の有効牌が落ちる可能性を忘れてはなりません。
以上の点を踏まえ、相手を選ばずに働き、かつ速度を落とさないギタ調の方が優れていると私は判断しました。
もっとも、メインから根絶や外科的摘出を積んでいるデッキなどは墓地に落ちることが重要なので思考掃きの方がよろしいと思います。
あくまで、一般的なURGデルバーの中での話だと思ってください。
実際に先日ギタ調を入れた構築で回してみたところ、大活躍しました(相手は青単SnT)。
手札を見て明確な打ち消し方針を定めてクロックを並べることができました。
面白い場面も。
2点ペイでギタ調を使うと、相手の手札は フェッチランド、SnT、全知、エムラクール。
返しのターンにフェッチから全治エムラが決まり、こちらに打ち消しがない最悪の状況。
ここでこちらはブレストを使用。
めくれたのはギタ調、デルバー、タルモゴイフ。
ギタ調を加えて2枚戻し、その後フェッチを起動。
2点ペイで2枚目のギタ調を打って引き込んだのは・・・もみ消し!!
このもみ消しで相手のフェッチを止めて時間を稼ぎ、土地が止まっている間にForce of Willを引き、クロックして勝利。
トップが強かっただけじゃないか、という意見もあるかもしれませんが、ギタ調で相手の手札を「のぞき見」ていたからこその行動ができ、また、ギタ調のキャントリップがあってこそ引いたもみ消しだと思います。
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